<小学校 郷土学習 ~新たな取り組み~>
県小学校3年生
「ハガキの名前の由来は・・・・
タラヨウの葉っぱに字を書いて送り合ったことからで、県地区の郵便局にはタラヨウの木が植えてあります。」
「カミエビという別名がある蔓植物は・・・・」など、
子どもたち、いえいえ私も聞きたくなるお話から始まるグリーンパーク岡山での郷土学習です。

今年はお話を聞いて植物に触れる学びから、さらに作業を手伝うことで、里山保全の大変さを学び、
地域活動に関わる人々のことを知り、郷土について深く学べる取り組みを行っています。
2学期に月1回、全3回行うことになりました。

第1回は9月21日に実施され、<むかしの暮らしと里山の関係・グリーンパーク岡山を愛する会のとりくみ>について学んだあと、除草作業を行いました。
3年生40人が、グリーンパーク岡山を愛する会のメンバーとともに、決められた場所の草を次々抜いていくと、あっという間に雑草の山が出来上がりました。
第2回は、10月21日に実施され、<岡山の自然観察>をテーマに冒頭のお話から始まり、実際に岡山を散策しながら、竹と笹の見分け方や、蓮と睡蓮の違いを学び、カクレミノの葉っぱの特徴を教えていただくなど、植物に触れながら勉強しました。
自然観察を終えてから、軍手をつけて今日の作業を行いました。
グリーンパーク岡山では、さまざまな植物を育てています。
冬に向けて、新しい花を育てるため、今回は枯れた花を引き抜く作業を行いました。
その後、愛する会のメンバーが早朝よりドラム缶に石を敷き詰めて準備した焼き芋が子ども達に配られました。
コロナ禍で黙食のルールでしたが、温かかくやわらかいお芋のおいしさが伝わる笑顔が見られました。
第3回は11月18日(金)の予定です。
愛する会の皆さんには、3年生の授業に合わせ、定期作業の日程を変更し、ご協力いただいています。
地区にはさまざまな団体や組織があります。
新しくあがた地区に転入された人などに、地域の活動を知ってもらえるきっかけになればと思い不定期で記事を書かせていただきます。
取材先も随時募集中です。