令和3年度 女性向け防災教室「災害時の水について学ぼう」が開催されました

女性防災 クローバー

キュマちゃん

令和3年7月4日(日)2年ぶりに『女性防災クローバー』による防災教室が行われ、地区在住女性14名が、災害時や断水に備え、家庭の備蓄や応急給水について学びました。

クローバーから、「今日の教室では、2時間水について考えます。」の言葉どおり、命を守る水について、初めに班ごとに話し合いを行い、それぞれの家の備蓄方法や、水道に関する疑問などの意見を出し合い、講師の水道局員の方に答えて頂きました。

災害時の水について学びました

次に、市内に整備が進められている「応急給水栓」の配備事業についての説明や応急給水栓セットの使い方を教わり、
市民センター駐車場に設置されている応急給水栓の蓋を開け、安全に使用するための注意点などを細かく聞きながらホースをつないで水を出しました。

 

応急給水栓の設置

  1. 応急給水栓セットを準備する
  2. 開栓キーで「応急給水栓」の蓋を開ける
  3. マニュアルに従い、設置する
  4. 飲用に適するかなどを残留塩素濃度表で確認する
「応急給水栓」の蓋を開ける様子
応急給水栓の設置
応急給水栓

災害時には、原則水道局員立ち合いのもと市民センター職員、または自主防災組織との協議の上、運営が開始されることになります。
しかし、大災害が発生した場合、地域住民のみで設置を行う場合もあり、その際の運営方法は今後の課題となります。

今回の防災教室では、地域住民に訓練を行うことで、防災意識の啓発、共助の大切さをお伝えすることも目的としました。
その後、仮設トイレの展示、令和3年5月に改正された避難情報についての学びを深め、【水】を通して災害のことを考える貴重な時間となりました。