地域マネージャーの取材日誌 第三回 (R4.1.15)

県地区社会福祉協議会

「子育て講演会」 令和4年1月15日開催  県地区社会福祉協議会 主催

こどもが主体となる活動のすばらしさ」 ~子どもヤマビル研究会の活動より~

講師:子どもヤマビル研究会コーディネーター 樋口 大良 様(元県小学校長)

柔和な笑顔で、子どもたちの話をされる姿は、校長先生をしていただいていた頃を思い出します。
先生は2011年に「子どもヤマビル研究会」を設立されました。

今回の講演会では、フィンランドの教育方法を例に、主体的に生きる子どもを育てるための大人のかかわり方について、
研究会での活動を紹介しながら教えて頂きました。

研究会では、子どもが研究方法を決めたり、発表会などでは大人からの質問にも答えます。
大人は研究資材の調達など、子どもの研究の場づくりを行っていることをお話いただきました。
その様子は、昨年発刊された著書の中にも詳しく書かれています。
※樋口先生の著書「ヒルは木から落ちてこない。」は市民センター図書コーナーにもあります。

講師の 樋口 大良先生 (元県小学校長)

県地区社会福祉協議会では、地域福祉の向上・健全な青少年育成を目的に、様々な事業を行っています。
例年1月に開催される「子育て講演会」もその一つです。
毎年、講師をお招きし、子育てについてのお話を聞かせていただきます。

昨年度より、コロナ感染症対策として密を避けるため、会場を2カ所に分け、四日市市社会福祉協議会の協力のもと、
別の会場とオンラインでつなぎながら講演会が実施されました。

会場:市民センター 会場:県小学校

私自身の子育てを振り返りながら、子どもの生きる力を育てるには、監視下ではなく管理下で見守るという言葉が印象に残りました。
わが子だけではなく、地域で子ども達を育てるためのヒントをたくさんいただいた講演会でした。

地区にはさまざまな団体や組織があります。
新しくあがた地区に転入された人などに、地域の活動を知ってもらえるきっかけになればと思い不定期で記事を書かせていただきます。
取材先も随時募集中です。