平安寺(平尾)

あがたの寺院・説教場

平安寺(へいあんじ) のあらまし

平安寺

平安寺は、平尾119番地にあって、正式名称を「長福山 平安寺」といいます。臨済宗妙心寺派の末寺です。

本尊は釈迦如来、宗祖は栄西禅師、妙心寺の開祖は関山慧玄師です。

本堂、庫裡 くり 、奥部屋があり、いずれも新しい建物に建て替えられています。

平安寺はとても古い歴史をもっています。

寺屋敷(場所不明)にあって天台宗に属していましたが、永禄12年(1569)織田信長の命により滝川一益が焼き払ってしまいました。

約90年後の万治2年(1659)に平尾村豪族 千種太良左衛門が所有地をさいて再建しました。

延宝8年(1680)菰野町見性寺の瑞溪和尚が入寺し、この僧を平安時の開基としています。

 

※ 【庫裡】 くり・・・寺の台所。転じて、住職や家族の居間。