明林寺(みょうりんじ) のあらまし

明林寺 (下海老町)

 明林寺は、下海老町1698番地にあって、正式名称を「玉横山明林寺」といいます。

 

浄土真宗本願寺派(西本願寺)の末寺です。

 

本尊は阿弥陀如来、宗祖は親鸞聖人です。

 

本堂、鐘楼、山門、庫裡くり、書院が整っています。

 

平安時代初期に三論宗延喜寺として建てられ、350年ほど後の鎌倉時代初期に天台宗守護寺となったと伝えられています。

明林寺 の鐘楼

 

その後300年余り後に、浄土真宗に改宗し、明智が開基住職となりました。

 

この初代住職明智は、本願寺を制覇しようとする織田信長と戦った石山合戦に出陣し、十艘川の戦いで戦死しました。天正3年(1575)3月のことでした。

 

※【庫裡】くり・・・寺の台所。転じて、住職や家族の居間。