加藤牧場は、繁殖から肥育までの一貫経営で、スタッフ約10名が千頭を超える黒毛和牛を飼育しています。
地域の稲作農家と連携して、稲わらや麦わらを収集して、祖飼料の自給率を高め、飼料コストを削減するとともに、農家の圃場には堆肥を提供し、米作りに一役買っています。
牛舎にはクラシック音楽が流れ、早期母子分離時に、鳴き声を少なくするための取り組みや、人工授精のタイミングを図る牛歩計の考案、牧草ロールをほぐすためのコンバインの改良など、創意工夫して効率化を図っています。
表彰式は、3月10日、東京・渋谷のNHKホールで行われました。