本年度、県地区人権・同和教育推進協議会は、主に「しょうがい者の人権」についての学習会を開催しています。
恒例の地区懇談会は、あがたが丘二丁目・三丁目・あこず団地・県小学校PTA と計4回開催し、延べ150人が参加しグループ討議を主とした学習会をしました。
11月27日には地区人権講演会が地区市民センターで開催され約80人が参加しました。
重度しょうがい者の松田慎二さんから「しょうがい者問題と自立生活について」という演題でお話をしていただきました。
自身の自立体験をもとに「しょうがい者の自宅介護の大部分が親頼みであり、親亡き後の自立生活は非常に困難である」と自立支援の重要性を訴えられました。
人権同和教育推進協議会
県地区人権・同和教育推進協議会主催の「人権フェスタ」が、2月19日に地区市民センターで開催され約110名が参加しました。
全体会終了後の分科会では、下記の団体が発表を行い参加者と意見交換を行いました。
- 県小学校(親子人権学習活動)
- 北勢きらら学園(きらら学園の人権同和教育)
- 大池中学校(きらら交流会について)
- メリノール女子学院(ホームレスへの炊出し活動)
- 地区人同協(人権活動のあゆみ)
- 民児協(高齢者への虐待について)
今回は地域の皆様以外に中学生とその保護者とたくさんの皆様にご参加していただきありがとうございました。
アンケートか
ら「人は一人では生きていけない。お互いの人権を尊重し助け合わなければ生活できない。」
「相手を思いやる気持ちが大事。みんなが差別いじめのことを考えていったら少しは変わると思う。」など、
大切な言葉をたくさんいただき、開催して良かったと一同喜んでおります。
(県地区人同協会長 萩宣彦)
共に生きる地域社会づくり
県地区人同協では本年の活動テーマを「しょうがい者問題」にすえ、「みんなで考えよう!今私のできること」をスローガンに取組んでいます。
本年度は地区人権フェスタが初めて開催され、小中学生はじめ関係者が活動内容を発表しました。