四日市市県地区まちづくり委員会

浜岡原子力館見学 (2012年度の活動)


本年度のまちづくり委員会の視察研修は、静岡県の掛川城(掛川市)、お茶の郷(島田市)、中部電力の浜岡原子力館(御前崎市)を、好天に恵まれた2012年2月22日に見学してきました。

参加団体は、まちづくり委員会・連合自治会・社会福祉協議会・人同協・民児協・消防分団・交通安全協会・岡山を愛する会・ 地区市民センター・まちづくり事務局で、総勢36名が参加しました。


掛川城にて・・・掛川城の天守閣は、掛川市民の熱意と努力により木造で再建されたもので、再建にあたって郷土を愛する一市民から5億円もの寄付が寄せられたとの 話を聞き、びっくりしました。

また掛川城御殿は、江戸時代後期の建物で京都の二条城御殿などに匹敵する貴重な建築物だそうです。



お茶の郷では、各国のお茶などが展示・販売されていました。
売り場の人の話では現在は、じっくりと時間をかけて飲むお茶より「すぐ出るお茶」の方が人気があるとのこと。
販売戦略には時代性を的確に捉えることが必要だと感じました。


浜岡原子力館の地上40m の展望台では、原子炉建屋、排気塔、建築中の津波防潮堤などについて説明を受けました。

館内では、実物大原子炉模型で原子力発電の原理や、実物大防潮提の鉄筋模型で説明を聞くとともに、現在行われている「地震・津波対策」の DVD を観賞しました。

特にコンビナート等で働いていた人達は、原子力発電の原理と配管や鉄筋模型に興味を持っていたようです。

参加者からは、安全性を含めいくつかの質問があり、技術的な問題にも係の方が専門家に問い合わせて丁寧に答えてくれました。

(社協広報部 山本)

総勢36名参加 浜岡原子力館見学

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東日本大震災から丸二年の節目を迎えました。
県地区では、津波被災より福井の原発で大事故が発生した場合の放射能被災が心配です。


今回の視察研修は、原発の現状を理解するきっかけとして意義があったと思います。
また、県地区の各種団体で活躍してみえる方々が、お互いの活動と苦労談等で交流を深める機会となりました。

多数のご参加ありがとうございました。

(まちづくり事務局 藤波)