本年度のまちづくり委員会主催の視察研修は、11月28日に県地区各種団体の皆さん36名で、京都市市民防災センターと永観堂禅林寺へ行きました。
最近は台風等の災害も多く、近年の調査では県地区にも活断層があることが判明し、直下型大地震や台風に備えた「防災意識の向上」が今回の研修の目的です。今回見学した防災センターは、最新の技術を取り入れた様々な体験プログラムがあり、災害時に不可欠な防災知識や行動を「見て」「聴いて」「触れて」「感じる」ことが出来る施設です。
その中で、私達は映像による災害体験・台風時の強風体験・大地震体験の研修を行いました。
映像による防災体験では、京都で起こった地震をはじめ、様々な災害の歴史の恐ろしさを見ることができました。
強風体験では、強風の中で立っていることの難しさや、気をつけること等を学びました。
地震体験では、最大震度7の横揺れを体験しました。
地震が起こった時に大切なことは、まず自分の身を守るために「頭・肩を守ること」です。
出口を開ける・ガスの元栓を閉める・電源のブレーカーを落とす等の行動は、一旦揺れが落ち着いてからとのことでした。
防災センターで研修後は、京料理の昼食をいただき、永観堂禅林寺へ行きました。
もみじの紅葉がすばらしく感動的で、みかえり阿弥陀さまのお姿を拝観し、自分自身を省みる心と、他人を思いやる心の大切さをより深くしました。
帰路の車中では、防災や県地区に関する〇×クイズで盛り上がり、この研修で様々なことが参加者全員で共有でき、さらに連帯感を深めることができました。
この研修で得た知識を生かして、今後のあがた防災や地域の安全安心の糧となる活動を、各種団体と協力して、これからも継続していきたいと思います。
(県地区女性防災クローバー武田良子)