四日市市県地区まちづくり委員会

岡山を愛する会の視察研修報告 2015/10/26

秋晴れの10月26日、岡山を愛する会の関係者23名で、京都府亀岡市の長尾山へ和気あいあいと視察研修に向かいました。

整備された林道で フィールドウォークを体験長尾山は「篠町まちつくり推進会・長尾山部会」が管理する里山です。

京都縦貫道の篠インターのすぐ近く、かぶ畑の連なる田園地帯でバスを下車して、副部会長の軽野さんのご案内で長尾山へ、「京都の千枚漬のかぶのほとんどは亀岡の産」とのお話をうかがいながら歩くこと10分ほどで入り口の大きな看板に到着、少し登った山あいの広場の長尾山部会の基地には、原田会長をはじめ会員の皆さんが待っていてくださいました。

まず、篠町まちつくり推進会の構成や、長尾山部会の整備活動等の説明を受けました。

活動費は、市からの管理委託料と薪などの売却益で賄っているそうです。

10年前に整備に着手し、域内には平安時代の須恵器の窯跡があるなど私たちの岡山との共通点にもびっくり、窯跡にちなんで、長尾山ではオカリナを焼くイベントもあるそうです。

また、いろいろなコースの園路や展望台が整備されており、近隣の幼稚園や小学校が、遠足等に利用しているとのことでした。

今回は時間の都合上、年少コースの途中までを案内していただきましたが、単独行動で頂上まで踏破した強者の話では、園路が整備されており、とても歩き(走り?)やすかったとのことです。

長尾山部会の課題としては、私たちと同様に、メンバーの高齢化が問題とのことでした。

後継者を育てていくためには、長尾山をたくさんの方に知ってもらい、訪れていただくことが大切であるとの考えから、子どもたちに安心して遊びに来てもらえるように整備しているとのことでした。

長尾山部会の方は、facebookでの情報発信もしており、今後も交流を持ち、情報交換をしていきたいと思いました。

昼食の後、アジア系の言葉の飛び交う亀岡駅からトロッコ列車に乗り保津川の川下りの船を右に左に眺めているうちに嵐山駅、そこで降りて、竹林の中を天龍寺へ、北門から曹源池を囲む庭園へとゆっくりと散策しました。

錦秋の嵐山を借景にした庭園はさらに絶景だそうです。

整備された林道でフィールドウォークを体験日頃の会員の皆さんの慰労と親睦も兼ねた今回の視察研修でしたが、天気にも恵まれ、充実した一日を過ごさせて頂きました。

この視察で学んだ事を、グリーンパーク岡山の会員の方々とともに、今後の活動に生かしていきたいと思います。