四日市市県地区まちづくり委員会

まちづくり委員会・視察研修に参加して (2013年度の活動)

 
  私は、以前より市の消防分団(サルビア)に入団しており、学んだ知識や経験を地区でも活かすことはできないかと考えていました。
昨年、県地区の総合防災訓練に救護班の指導で参加させて頂いたことをきっかけに、今回の視察研修にも参加させていただきました。
前日が大雪であった為、行程が予定通り進むかと心配しておりましたが、新名神高速道路では、普段みることのできない素晴らしい雪景色を堪能しながら走り、順調に最初の視察先である神戸市の阪神淡路大震災記念館「人と防災未来センター」に到着しました。
 
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神戸「防災未来センター」での記念撮影
 
 
  個人的にも来てみたい施設であったので、見る物すべてが勉強になり、震災の恐ろしさと、避難の大変さを改めて感じました。
県地区では、津波の心配がなく大きな建物も少ないため、震災への危機意識は海岸地域にお住まいの方々よりは低くなってしまいがちです。
しかし、大震災では、地震から助かっても、長い避難生活への備えが無いと、身体を壊してしまいます。そんな時頼りになるのが、地域の支えであり、つながりです。地震から逃れることだけではなく、避難生活も考えたまちづくりの必要性を強く感じました。防災未来センターで一番心に残ったのは、「水が出ます」という詩でした。
当たり前のことが当たり前でなくなること、それが災害なのだと、改めて気づかされました。
 
  午後は大阪城に行き、巨大な石垣や絢爛豪華な数々の歴史的文化財を見学しました。
又、神戸ポートタワーでの昼食時や、大阪城公園見学の道のりでは、新参者の私に、みなさんから声をかけていただき、初めての参加で緊張していた気持ちがほぐれました。
 
  帰り道では渋滞を覚悟していましたが予定通りに市民センターに到着。
  視察研修を準備された方の熱意を感じる一日となりました。
 
 今回参加者33名の一員に加えて頂いたことは、思い出づくりではなく、まちづくりのお仲間に加えて頂いたことだと肝に銘じ、今後の活動のお手伝いをさせて頂きたいと思っています。
 
 
 ありがとうございました。              ≪平尾町  寺本 恭子≫