四日市市県地区まちづくり委員会

県地区連合自治会

県地区にある13の自治会の会長で構成する連合自治会。

県地区のより明るく希望あふれる未来のために、みなで知恵を出し合って新しい挑戦を続けています。

県地区も例外ではなく、少子高齢化が急速に進んでいます。

あらゆる世代の声を聞きながら、一歩ずつ県地区らしく前に向かっていければと思います。

おしらせあがたの題字について

おしらせあがたの題字

県小学校校長(昭和26年~28年)、県地区連合自治会長、四日市市議会議員を歴任された下海老町安垣 勇( やすがき いさむ)先生の自筆で、連合自治会長当時に書かれたものです。

(記:現県地区連合自治会長 小松茂久)

表彰おめでとうございます 永年勤続自治会長 2019/10/30

10月30日(水)四日市市文化会館第2ホールで、四日市市自治会長大会が開催されました。

県地区からは永年にわたり自治会長として地域の発展に尽力されたとして、あこず団地自治会長 大西 始さんが勤続30年、上海老町大沢自治会長 南川 哲衞さんが勤続5年で表彰を受けられました。

あこず団地自治会長 大西 始さん、上海老町大沢自治会長 南川 哲衞さん
 (左から)
あこず団地自治会長 大西 始さん、上海老町大沢自治会長 南川 哲衞さん

 

 

2019年度 連合自治会 視察研修報告

九州南部では記録的な雨量により、また大きな被害が出た。
地球環境問題の影響なのか、前例が無く予想もできない事態が起きており、危機感の中で視察研修(7/7~8)の朝を迎えた。
目的地、山陰方面の天気予報は傘マークが出ていない。
幸先の良い県地区連合自治会視察研修が始まった。
事務局からは、県地区の地の利を活かして遠方に足を延ばす条件が整ったことで、新名神高速道路の効果を実体験するという説明だった。
今年の3月に東は新四日市JCT~亀山西JCTが、西は川西IC~神戸JCTが開通したことで、それぞれ渋滞が大幅に解消されたのだ。

 

西はりま天文台を背景に参加者一同
西はりま天文台を背景に参加者一同

国道477号線のバイパス・菰野ICから新名神高速道路を通って1時間で京都東を通過、高槻JCTから新名神で神戸JCTを経由、中国自動車道を西進、10時頃には兵庫県佐用郡佐用町にある『西はりま天文台』に到着した。
七夕だったが昼間のために日本最大の「なゆた望遠鏡」を覗くことはできなかったが、その大きさやメカニカルな構造等に圧倒され、職員の難しい説明を聴いた。

 

岡山県で昼食、午後は米子自動車道を北上、大山の裾野だけを横目に鳥取県から島根県に到達、世界が認めた日本一の庭園が見どころの『足立美術館』を視察、枯山水庭や生の額絵など“名園と名画が奏でるゆるやかな時間”をくつろぐことができたかどうかは、聞いてないので判らない。
これまた圧倒されたのは事実だ。初日は玉造温泉で宿泊、道中バスの中で交わした連合自治会13人の侍の交流は夜まで続き、熱く語り合ったせいか寝つきが悪かった方も居たとか……。

 

出雲大社にて古代日本文化を学習
出雲大社にて古代日本文化を学習

2日目は、日本の神話の話から始まり、ガイドさんの詳しく面白いお話を聞きながら出雲大社を参拝、テレビでよく見るのが拝殿で、本殿はその奥にあること等を現地ガイドの説明を受け、昔教わった三現主義(現場・現実・現物)[5ゲン主義(+原理・原則)]を思い出した。

自治会活動では重要な点で、現場・現実・現物を確認しないと大きな間違いを招きかねないことも多々あるのだ。
最後の松江城では2012年国宝に至る経過を学ぶ一方、長い階段、天守に至る階段に汗して、下りでは、今年も膝の笑いを体験、経年劣化なのか体力不足を口々にバスに戻った。

道中の車窓から昨年の西日本集中豪雨のあった地域が遠くに見え、緑豊かな森林が続く中に竹林浸食されている様子や、崩れかけた山肌等が気になった。
張り巡らされた高速道路で三重・滋賀・京都・大阪・兵庫・岡山・鳥取・島根と2府6県、走行距離1,100km、全行程を安全運転いただいたドライバーさん、笑顔で語り続けて案内いただいたガイドさんに感謝する一方で、危険個所もたくさんあることが目についたのは私だけだったろうか……。

 

地球環境の変化と防災、技術の進歩や芸術・歴史・社寺を視察、日常とは違った体験から学び、得る物は多かったと考えます。
今回の視察研修を通じ、組織の結束などを『一枚岩』とか『石垣』と表現することがあるが、私は武田節にある『人は石垣、人は城、情けは味方、仇は敵……♪』の文言が好きだ。
個性ある人々が県地区のまちづくりのために集う姿が、松山城の城壁から伺えた視察研修だった。

県地区連合自治会 書記 中川 敏雄

自治行政並びに社会福祉等功労者表彰 おめでとうございます 2019/7/9

令和元年7月9日(火)、三重県自治会連合会総会において、自治会の役員として多年にわたり地域福祉の増進につくされたとして、表彰されました。

おめでとうございます。

小松(こまつ) 茂久(しげひさ)さん (上海老町大沢)

小松 茂久さん

 

平成30年度 連合自治会の視察研修報告

初めて 6 月に梅雨明けした関東甲信、その一方で大雨が続く沖縄・九州や西日本、おまけに台風 7 号、近海で発生、沖縄から九州に接近している……。

梅雨の晴れ間とはいえ天候に不安を抱えたまま、恒例の県地区連合自治会視察研修が始まった。

さすが、自治会長の皆さんだ。全員集合で集合時間に出発することができた。

 

東名阪道から伊勢湾岸道に入った頃、事務局から今年度の視察研修の目的地の説明がされた。

私 たちの住む日本は、北米プレート、ユーラシアプレート、フィリピン海プレート、太平洋プレート の上にあり、その中の 3 つのプレートが重なる所が今回の目的地であることが告げられ、地震発生 のメカニズムを学んだ。

その後、各町自治会長の自己紹介を行い、それぞれの自治会の特色や自治会活動を通じた経験や 悩みなどを紹介した。相互の情報交換を通じ、地域活動に対する思いを共有することで一体感を共 にする中で、バスは東名高速を東進、静岡市に 30 年前に開館された『静岡県地震防災センター』 に到着、視察した。

 

静岡県地震防災センター前にて
静岡県地震防災センター前にて

同センターは、津波の高さの実寸大展示やシアターによる津波体験などが主になっていたが、家具固定や耐震補強の具体例の展示や防災グッズ事例、ブロック塀の安全対策等も展示されており、大阪北部地震で失われた命、何故守れなかったのか…。何故放置されていたのか…。

少なくともリニューアルオープンの15年前から、ブロック塀の対策強化を訴えていたようだ。危険を指摘する多くの声や地域活動の重要性を再認識する一幕であった。

昼食後は、清水港から駿河湾フェリーで伊豆半島に移動、道中は船内で更に語り合い交流を深めること70分、船酔いも無く無事に上陸、長八美術館で漆喰芸術に触れて1日目が終了した。

2日目は、ペリーが黒舟で2度目に来航した下田港と日米下田条約が締結された了仙寺と了仙寺宝物館を視察、改めて、1度目は横須賀市久里浜に上陸し、2度目に下田にきて開国を迫ったことなど歴史に触れることができた。

 

漆喰(しっくい)芸術の長八美術館の見学
漆喰(しっくい)芸術の長八美術館の見学

 

次の行程の浄蓮の滝では、スロープ・階段を下って、石川さゆりの『天城越え』で歌われる浄蓮の滝にやっとの思いで辿り着き、帰りの上りでは膝の笑いを体験することができた。

午後は富士山本宮浅間大社、富士山は雲に隠れてその姿は現わさなかったが、それぞれ思いを抱いて参拝を済ませ帰路についた。

以上、防災から芸術・歴史・社寺を視察、日常とは違った体験から学び、得る物は多かったと考えます。

今回の視察研修を通じて各町の自治会長が深めあった絆は各町の絆として太く、強く結ばれていくものと考えます。

(県地区連合自治会 中川 敏雄)

 

あがた地域魅力アップ事業のワークショップ開催 2017/12/3

ワークショップの様子

あがた地区の若者を主にした14人の地域の代表の方が集まり、小松連合自治会長さんが見守るなか、A班B班の2グループに分かれて、地域の若者にも再認識してもらえるような自慢できる場所、人、活動など県地区の魅力を県地区の地図の上にポストイットに書き出し、意見交換を行いました。

 

意見交換では活発な議論となり、今後の若者の定住に繋げていけるようなカレンダー作り等の参考となる、貴重な機会となりました。

またワークショップの冒頭と最後に、アドバイザーの四日市大学小林慶太郎副学長より、ワークショップの要領やポイントのアドバイスをいただきました。

 

ワークショップの様子

 

≪参加者からの主な意見≫

「あがたは、安心して暮らせる町で夏祭り等各自治会が活発にしている。」、「カレンダーには地域の名産やイベント、名所等の紹介があるといい。」などの意見が出ました。

 

≪小林副学長からの一言≫

県地区は野菜・果物、牛・豚など農業が盛んですが、皆さんは県地区で地産地消ができているか考えてください、と投げかけがありました。元々あるものに光をあてることが大事であるとおっしゃられました。

 

ご参加いただいた皆さま、大変お疲れ様でした!

 

赤水町

地区市民センターのある地区です。センターを中心として、保育園や小学校、農協に郵便局などが集まっています。

竹谷川を挟んで向かいあっていて、かつては水害に悩まされたこともあるんですよ。

何よりのみどころは、春の芝桜。

白やピンクの芝桜のじゅうたんはたくさんの人々を喜ばせ、またベストショットを求めてカメラ片手の人々がやってきます。

インスタ映えは県でナンバーワン!

 

こちらは地区のはしっこになります。

小学校区のもっとも遠い地区なので、ここから通う小学生は足が鍛えられます。

銀行とかコンビニとかがあって、生活インフラが充実している地区でもあります。

県地区で最も大きな地区です。

昔ながらの街並みの空気には懐かしいものがあります。

伝統行事を大切にし、竹谷川と桜、地区の自然も心を込めて守っています。

バイパスができて、かなり景色が変化しました。

それでも、もともとの街並みはほとんど変わらず、地区の古い歴史を感じることができます。

県地区の歴史探訪などのイベントではみどころ多いのです。

工業団地があり、人の行き来の活発な地区です。

温室では野菜苗や花苗が栽培され、養鶏、養豚など農産業にも触れられる、二刀流の地域。

いろいろあるから歩いてみると楽しいです。

江村町

県地区の西のはし、「北黒江」と呼ばれる小さな3つの地区のひとつです。

蓮行寺では子どもたちが夏休みにラジオ体操をしたあと、お経の勉強をします。

古き良き日々が残りながらも、常に新しい風が吹いている地区です。

黒田町黒田町

「北黒江」の真ん中です。

こじんまりとした昔ながらの地域です。

北黒江らしく、ほたるの乱舞する自然が自慢。

美しく舞うほたるを見に来てください。これこそあがたです。

あがたが丘

もともとは「山」でしたが、開発されて住宅団地、あがたハイツが造成されました。

気づいたら、それなりに月日が流れましたね。

もとが山だったので、南側を見下ろすような感じで見晴らしいいのです。

竹林、水田、森に川。なんでもござれと広がる自然。

反対側は平らなので、散歩に最適ですよ。